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カイロプラクティック たか施術院 群馬県 高崎市 の日記

老化のメカニズム 細胞の話

2022.10.13

おおざっぱにいって、私たちのからだは60兆個の細胞でできています。

細胞は無限に分裂できると60年前まで考えられていました。

1961年、「生殖細胞や幹細胞といった特殊な細胞を除き、細胞は無限に分裂できる」という“医学の常識”がひっくり返りました。

発見者の名前にちなみ、細胞分裂回数の限界は“ヘイフリック限界”と呼ばれています。

細胞は50~60回程度の細胞分裂をしたら、その後は細胞分裂をすることができず、締まりのない外観を呈するようになります。これが老化細胞と呼ばれる状態です。

テロメアとは染色体の末端に位置する、靴紐を保護するキャップ部分のようなもので、細胞が分裂するたびに、保護キャップであるテロメアが短くなっていく。いよいよテロメアが短くなり、より中枢にあるDNA(染色体)を保護することができなくなったら、細胞は老化細胞になり機能停止します。

では、このテロメアを延長することができたら? 細胞はヘイフリック限界を突破し、無限に細胞分裂を繰り返し、生存することが可能なのでは?という仮説が成り立ちます。

こうして、テロメアを延長するテロメラーゼに対する研究が過熱します。そして、不老不死を得た“細胞”が出現します。ただし、それはがん細胞として。

後に、実は、生体内ではテロメア長が十分残っているにも関わらず、老化細胞となる細胞の存在が判明します。
様々な観察の結果、抗がん剤投与や放射線被ばく、戦争や災害などの強いストレス等々に晒された場合に、生体内に老化細胞の出現が確認されるようになりました。

実は、老化細胞に至る仕組みとは、むしろ、個体を防衛するための仕組みとも解釈できるのです。

仮にテロメア長が十分残っていても、あまりに強いストレスでDNAの修復がうまくいかない場合、細胞分裂をすると“がん細胞化”する可能性が高いのです。

そのような場合には、細胞はアポトーシス(細胞自殺)するか、老化細胞となって免疫細胞により除去されるのを待つことになります。生物個体にとって、非常によくできた仕組みとも言えるのです。

老化細胞の存在が判明し、個体が老化するに従って、その数が生体内で増加することもわかりました。老化細胞の生成数が増えれば増えるほど、除去し切れずに残存する老化細胞も増えます。

古くから、細胞老化した細胞は周囲に炎症や発がん作用のある物質を放出することが知られています。2010年頃、各種状況を包括する概念が提唱され始めました。「老化細胞随伴症候群(Senescence-associated secretory phenotype; SASP)」です。

体内に残存する老化細胞は周囲に炎症性物質を放出し、結果的に、高血圧や糖尿病、脂質異常などの生活習慣病に至るのです。

実は、メタボリックシンドロームでも、炎症による症候群という意味では一緒です。内臓脂肪として肥大化した脂肪細胞から、周囲に炎症性物質が放出されます。結果、やはり高血圧や糖尿病、脂質異常などの生活習慣病に至るのです。

このように、老化細胞に伴う炎症が、身体内の各種で不具合を生じる原因となるのです。短期では、がん抑制機構として働く老化細胞が、長期では炎症に伴う症候群を発症する原因でもあったのです。

「老化は治る」。嘘のような本当の話です。『老化は治療対象の疾患である』ということが世界最先端の研究者たちの間ではもはや常識。この“医学の常識”がひっくり返ることで、日常にある“医療の常識”、それを担う“医師の常識”も変わるのです(変わりたくない人を別として)。

老化は加齢とは違い防ぐことができ、治療も可能な時代になっています、WHO(世界保健機関)も病として定義しています。

この老化は主に活性酸素により細胞が傷つくことによって起こります。この活性酸素は様々な要因で起こります。不安や恐怖を感じた時、キラーストレスを感じた時にも大量に脳や身体中で発生しています。

この老化は脳や神経細胞から始まります、脳の中枢で老化が進むと、自律神経の機能が低下し始めます。さらに老化が進むと、脳の中枢の機能が低下し、自律神経の乱れが起こり、様々な身体症状を起こします。

自律神経を整えるのに呼吸法や、ストレッチ、ヨガをやるとよいと、それを商売にしている人たちは言いますが。それだけではまったくの無駄で、むしろ自律神経の乱れを悪化させる危険性すらあります。

当院の、学割の値段が、小学生、中学生、高校生、大学生などに分けているのは、そもそもこのような教育課程に分かれているのは、脳や神経、体の発達に応じて分かれています。微妙に施術も話す内容も違うのです。

男性、女性と分けているのも、骨格も体つきも、自律神経の衰える速さも違うからです

当然、老化のスピードも違います。

老化細胞が除去されるより老化細胞が増えるスピードが速くなっている状態が老化です。

腰痛や肩こりなど身体の不快に悩まされている方は、一時の楽や、快楽を認めてばかりいると後戻りできなくなります。

老化細胞を除去するワクチンができたとしても、一回数千万はすると思います、20年から30年後には、一般庶民も手が出せる値段になるようです。

無駄なこと、的外れなことをしている暇などないのです、老化細胞を増やさないこと、老化細胞を効率よく除去していくことが、無駄のない賢い生き方なんです。

10月25日日本テレビ新番組、夜10時「カズレーザーと学ぶ」で老化治療の最前線が見られるかもしれません。
 

老化のメカニズム 細胞の話

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