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カイロプラクティック たか施術院 群馬県 高崎市 の日記

不安、妄想

2021.12.15

不安とは「対象のはっきりしない漠然とした恐れや緊張などの不快な感情で、動悸や発汗などの自律神経症状を伴っているもの」です。

対象がはっきりした不安や、軽い不安感はだれでも感じるもので、不安を感じるからと言って、メンタルが弱いわけではありません。

私たちは普段の生活の中でうまく不安に対処しながら過ごしています。ところが、誰もが感じる程度の不安を、はるかに超える不安として感じるようになってしまう人もいます。


「臨床心理士・公認心理師。大学院修了後、国立医療機関の精神科や保健センターで延べ0000件以上のカウンセリングを中心とするメンタルヘルスの支援を実施。地域の病院や民間団体の依頼を受けて講演会の講師にも従事。」という肩書の先生は「不安の原因は妄想」と言っていて、その先生の記事を見ていると、そうかもしれないと思うのですが、私の理解では同時に疑問も出ます。
 
対象がはっきりした不安や、軽い不安感はだれでも感じるもので、想像、想定することはあるが妄想するまでになりにくい。
 
①例えば通勤通学路に犬がいて吠えられても、うるさくて嫌だと感じるだけで不安を感じにくい。
 
②散歩中の犬に吠えられて飛びかかられそうになったことがある人は、ビックリはするけれど、通勤通学路の犬は鎖につながれているから大丈夫だろう、仮に首輪が外れても柵があるので大丈夫だろうと想定した場合、不安は少ない。
 
③犬にほえられて、追いかけられて、噛まれた人を見たことがある人は、通勤通学路の犬も追いかけてきて噛むのかな、走れば逃げ切れるかな、噛まれたら痛いのかな、血だらけになるのかな?等いろいろな想像を心配して不安にはなるけれど、苦痛は感じない。
 
④「通勤通学路の犬は人を見て襲ってかみついてくることがある」と知っていたけれど、かっこいい犬だから手なずけてみようと近づいたら襲われて噛まれた、想像はしていたので、かなり痛かったけれど恐怖は感じない。また挑戦してみようか悩むけれど。
 
⑤「通勤通学路の犬は吠えるけれど、しっぽを振っている。日がたつにつれて吠えなくなった。」ある日、門が開いていて犬が飛び出してきた、追いかけられて襲われた、噛みつかれて血が出て痛くてたまらない。
追いかけられて襲われて、噛みつかれてから、犬をみるだけで緊張するようになった、いきなり吠えられたりすると、当時を思い出し怖くなる、最近では、部屋に犬が侵入してきて襲われるのではないかと考えてしまう時もある。
 
予測prediction 将来の出来事や有様を何らかの根拠に立って推し測ること。
想定 assumptionこういう情況・条件だったらと、仮に考えてみること
想像imagination実際に知覚(例、氷を触ると刺激を脳が冷たいと意味づけるまでの過程)に与えられていない物事を、心の中に思い浮かべること
妄想 delusion 本来起き得ない事、有り得ないものを信じてしまうこと。明らかに違っていても妄想だと認識できないことが多く訂正するのが困難。
 
不安には予測predictionや想定 assumptionのように実際の知覚に基づいて感じる不安感と、想像imaginationや妄想 delusionのように実際の知覚に基づかない、漠然とした大きな不安に分けられると思うのです、ですので「不安の原因は妄想」と言い切られてもそこの部分だけは私の能力では理解できませんでした。この先生の名誉のために言っておきますが「妄想」の私の解釈だとこうなります。「妄想」を違う解釈にすると「不安の原因は妄想」になるのかもしれませんが私には持ち合わせていません。
 
人は知覚から認知、認知をもとに行動します。
 
知覚とは
刺激は物理的刺激、化学的刺激、機械的刺激、温度刺激などに分類されます。一方、刺激を受け取る感覚機能では五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)が広く知られています。
体性感覚とは触覚、温度感覚、痛覚などの表在感覚(皮膚感覚)と、関節、筋、腱などに起こる深部感覚から成ります。表在感覚は表面の感覚であり、深部感覚は体の内部の感覚を言います。表在感覚には触覚・圧覚・温冷覚・痛覚、深部感覚は内臓覚運動覚・平衡覚・位置覚・振動覚などがあります。目・耳・鼻・舌、そして皮膚から、人間は様々な情報を受け取っています。
知覚は感覚に意味づけを行う過程です。知覚の最終到達点は「熱い」「重い」「固い」といったものになります。それを元に、「なぜ熱いの?」「重いから無理だ」「固いから丈夫だろう」などとさらに解釈をします。
 
認知機能とは
知覚を元に認知機能が働きだします。認知とは理解・判断・論理などの知的機能を指し、判断・計算・理解・学習・思考・言語などを含む脳の高次の機能のこと。
精神医学や心理学的には知覚・判断・想像・推論・決定・記憶・言語理解といったさまざまな要素が含まれるそうです。
 
知覚と認知の過程の中でバク起きることが分かってきました、実際にそこに痛みの原因がないのに、勘違いで痛みを作り出していることがあるのです。
 
その状態になるにはいくつかの過程があるようなのですが、不安になりやすい方ほど知覚が敏感になりやすい傾向があるようです。
 
本人に自覚はないですけれど、真面目な頑張り屋さんが多いと言われています、長時間同じ作業を繰り返したり、同じ姿勢だったり、骨格のバランスを崩しその違和感を、頻繁に感じているうちに、ネットのトラップに引っかかってしまう人もいます。「肩こりの原因はこうで、こういうケアをすれば楽になり頑張れる」というパターンの商売トラップに気付かず自分は肩こりなのだと、なんの根拠もなく信じ込んでしまうのです。
 
ただの働き過ぎで体調を崩しているだけで、休養を取ったり、バランスの良い食事を取ったり、疲れていなければ軽い運動をすればリフレッシュするのに、ネットで色々調べて病気かも?なんて不安になり、不安からより体調を崩し、又、ネットで色々検索して重病人のようになっている人もいます。
 
家に帰って寝ればいいのに、ネットトラップに引っかかって、マッサージ、ヨガ、ストレッチでリラックス?三食バランスよく食べればいいのに、スーパーフードとか栄養ドリンクとか飲んで乗り切ろうなんてさせられたり、疲れている時に疲れる運動させられ、体力が落ちているから筋トレしたほうが良いと思わせられたり、疲れて動きの悪くなった体を大きく動かさせ、辛く感じさせてストレッチしたほうが良いと思わせたりと姑息な手段を使ってマインドコントロールさせられ、やられ放題。

なんの肩書も無い、何の肩書もいらない、ただのおじさんがしてきた経験と学びの理解をもとに書いているので、うのみにせず調べて考えてみてくださいね。

不安、妄想

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