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カイロプラクティック たか施術院 群馬県 高崎市 の日記

今のあなたの心と体の状態にかかわる神経伝達物質

2021.02.25

少なくとも100種類の物質が神経伝達物質として作用しています。

興奮性伝達物質
ドーパミン
アセチルコリン
グルタミン酸
アドレナリン
etc

抑制性伝達物質

GABA
グリシン
セロトニン
etc
 
脳内の情報伝達に欠かせない三大神経伝達物質」ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン
三大神経伝達物質が欠乏すれば、脳が正常に働けなくなるそうです。
 
ノルアドレナリン
ノルアドレナリンの役割、危機と闘ったりストレスから逃げたりするために、心身を「戦闘モード」にすること。ノルアドレナリンは、「闘争と逃走(fight or flight)」をつかさどる物質とされています。
緊張や不安、集中、積極性をもたらし、ストレスに打ち勝とうとするときに働く。
過剰になると攻撃的になったり、ヒステリーを起こしたり、パニックになったりする。
◆ノルアドレナリンが不足すると

緊張感がなくなる
脳の働きが低下する

◆ノルアドレナリンが多すぎると

ストレス過多になる
脳の働きが悪くなる

ノルアドレナリンの分泌が増えすぎると、緊張であがったような状態になって脳の働きが阻害され、ひどい場合にはパニック障害につながる恐れもあります。
 
参考に
ノルアドレナリン / ノルエピネフリン | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-047.html
 
ドーパミン
ドーパミンはアドレナリンやノルアドレナリンに生成する前の物質(前駆物質)である。やる気や多幸感を得られるだけではなく、運動の調節、ホルモンや循環の調整、学習、意欲、喜び、快楽になど多くの生命活動に関与しているそうです。とくにドーパミンは感情、記憶、思考、理性、意識、理解などの心の機能に関与していると言われています。
喜びや快楽、意欲をもたらす働きがある。
 
◆ドーパミンが不足すると
ADHD「報酬系の障害」「実行機能の障害」
うつ病(やる気がでない、集中力の低下、注意力の低下)
パーキンソン病
無関心
性機能低下
運動機能低下
◆ドーパミンが多すぎると
チック症状
統合失調症
過食
買い物依存
アルコール依存

 参考に
ドパミン | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-047.html
 
セロトニン
アドレナリンとドーパミンの2つが過剰になって暴走しないように、調節している。
感情のコントロール、神経の安定に深く関わっています。その働きは主に5つあります。
1大脳に働きかけて覚醒の状態を調整する
2心の領域に働きかけて意欲を促す
3自律神経への働きかけ
4姿勢筋への働きかけ
5痛みのコントロール
 
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。交感神経は主に活動している時に働く神経で、副交感神経は寝ている時に働きリラックス効果をもたらします。セロトニンはこの2種類の神経を調節する働きを活性化させることにより心のバランスを整えます。
 
セロトニンには、脳の大脳皮質という部分に働き、起きている時にスッキリした意識にさせる朝起きる時、体を活動する状態にさせる痛みの感覚を抑制させる抗重力筋に働きかける、など様々な働きがあります。セロトニンが少なくなるとこれらの働きがうまくいかなくなり、寝起きが悪くなったり、些細なことで痛みを感じやすくなります。また、抗重力筋は重力に対して姿勢を保つために働くまぶたや首や背中などの筋肉のことであり、セロトニンが不足すると背中が丸まったり、表情がどんよりとしたようになってしまいます。
 
精神の安定や安心感、平常心や頭の回転を良くして直観力を上げます。特にストレスに対して効果があり、自らの体内で自然に生成されますが、精神安定剤とよく似た分子構造をしています。男性は女性に比べて52%脳内セロトニンを生成する能力が高く、女性ホルモンとも連動しています。
 
最近では、涙を流すことでセロトニンが増えると言われています。涙を流すと交感神経から副交感神経に切り替わり、その際にセロトニンを分泌する神経が活性化され、セロトニンが増加します。また、涙にはマンガンが多量に含まれています。このマンガンが一定量を超えて溜まるとうつ病のリスクが上がるとも言われています。涙と一緒にマンガンを出すことでうつ病のリスクを軽減できるということです。
 
セロトニンが不足すると慢性的ストレス、疲労、イライラ感、向上心の低下、仕事への意欲低下、協調性の欠如、うつ症状、不眠等。
 
うつ病の一型に「冬季性情動障害(SAD)という疾患があり、別名「冬季うつ病」と呼ばれており、毎年冬になると抑うつ症状が出現する疾患です。日照時間が短くなると、日光を浴びる時間が減り、セロトニンの低下することが考えられます。日光を浴びるタイミングは、起床直後から30分までが重要で、一日15分~30分ほど日光を浴びることを意識するとよいでしょう。
パニック障害、社会不安障害など不安障害圏の疾患や強迫性障害もセロトニンの異常が一因だと考えられています。
 
参考に
セロトニン | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-074.html
 
 
三大神経伝達物質に心や感情も影響されます
ノルアドレナリンは集中力や積極性に関係する物質で、セロトニンは気分を調節する物質です。これらが不足すると、仕事や遊びに対する持続性や関心が薄らぎ、イライラ感や気分の落ち込みが生じやすくなります。うつ病の症状です。セロトニンが不足すると、セロトニンからつくられるメラトニンという誘眠物質が不足し、眠れないといった睡眠障害が起こります。そのため脳が休養できなくなり、神経伝達物質の働きがさらに低下するという悪循環になることもあります。

ドーパミンは、「快感ホルモン」ともいわれるように、楽しさや心地よさといった感情を生み出す物質です。子供の頃はドーパミンの分泌が盛んなので、ちょっとしたことでも楽しく感じ、大喜びします。それだけやる気も出てきます。ところが年齢とともにドーパミンの分泌量が減少するため、中高年になると物事への感動が薄らぎ、楽しいと感じることも少なくなりがちです。
 
重要なのはノルアドレナリンを調整するとか、ドーパミンを調整するとかも大事ですが、セロトニンがバランスを崩すと心と体のバランスを崩し、出口のない悪循環に至ってしまうことになりかねません。
 
毎日、楽しい、すっきり、気持ちいい、らく~、優越感は感じられるけれど、ふとした時に、孤独を感じる、不安、人目が気になる、幸せを感じないあなた、セロトニン足りていますか?

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