カイロプラクティック たか施術院 群馬県 高崎市 | 日記 | なぜ、ヨガ、ジム、整体、骨盤商品等でより悪くなる時があるのか

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カイロプラクティック たか施術院 群馬県 高崎市 の日記

なぜ、ヨガ、ジム、整体、骨盤商品等でより悪くなる時があるのか

2021.01.01

あけましておめでとうございます。

新しい日常を受け入れることは、非常に難しいことですが、日常を満たすことはだれでもできると思います。

私はこの新型コロナの流行するずっと前から「日常を満たしましょう」「あなたの体や心の不満は、満たされない日常の結果です」「どこへ行っても良くならない方は、どこへ行っても良くなりません」と言い続けてきました。

人を良くするより大事なのは、問題を抱える人を1人でも少なくすることだと考えます。「あなたの手は人の手であって、神の手ではありません」「お金にならないことを一生懸命すること、すごい先生にならないこと」など、十数年前に自分の師匠に教わったことを今年も続けていきます。

施術者の皆さん、私の真似をすると、思い込まされたお客さんは減りますのでお気を付けください。見せかけの原因を信じ込ませ、楽になると思い込ませ、フラッシボー効果を出すのには少ない技術のほうがよく、素人は一発で良くなったと思い込みます。「楽になったでしょ、また悪くなったら来てくださいね」という言葉で、よい先生と思い込ませるほうが簡単に稼げます、また、その場限りの快楽を求めている方には、そちらのほうが好まれます。


ここから先は、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも満たされたい方へ

理想とされる基本的な立位姿勢には「ニュートラルポジション」という姿勢があります。ニュートラルポジションは、重力に対してもっとも効率的に身体を支え抗重力筋がバランスを崩さない姿勢です。

【基本的な立位姿勢(ニュートラルポジション)】
以下の5点が直線上の位置する姿勢

⑴耳孔(やや後方)
⑵肩峰(前方)
⑶大転子(やや後方)
⑷膝関節中心のやや前方(膝蓋骨後面)
⑸外果の前方(外果の5〜6cm前方)


通常の立位姿勢は、腹筋群や太ももの筋肉よりも背面部の背中やふくらはぎの筋肉が重要な働きをしています。

具体的には
○足関節の場合は、重心線は外踝(外くるぶし)より前方を通るため身体は前に倒れやすくなります。それに対してふくらはぎの筋肉である「下腿三頭筋」が働くことで姿勢を保持します。

○股関節の場合は、重心線は大転子のやや後方を通るため上半身はやや後方に倒れやすくなります。これに対して「腸腰筋」が働くことで姿勢を保持します。実際には姿勢の前後の変化によって重心は前後に変動しやすいためお尻の筋肉「大臀筋」も相互に働いていることになります。

【基本的な座位姿勢】
3点が直線上の位置する姿勢

⑴耳孔
⑵肩峰
⑶大転子

【骨盤の基本的位置】
ASIS(上前腸骨棘)とPSIS(上前腸骨棘)を直線で結んで座面と水平を保っている姿勢

座位姿勢では、主に体幹の支持性が重要です。この体幹の支持性を高めるためには、腹直筋・腹横筋・腹斜筋の働きによって腹腔内圧を高める効果があります。

腹腔とは、上下を横隔膜と骨盤、前後を腹直筋、腹横筋、腹斜筋及び脊柱で囲まれた楕円状の空間です。

座位姿勢の安定性を高めるためにはこの腹腔内圧を高める、ランドマークに沿った姿勢の保持が重要です。
 
ただ気を付けないといけないのが「似非ニュートラルポジション」です。
力んだ状態で姿勢のニュートラルポジションに合わせると、背骨のニュートラルポジション(生理的湾曲)が崩れます。背骨の骨は24個、骨盤の中心となる仙骨1個から構成され、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨1個(複数の椎骨が融合)からなり、頸椎7個 首の前彎 (前にカーブ 首のそり)  胸椎12個 背中の後彎(後ろにカーブ 背中の丸み) 腰椎5個 腰の骨(前にカーブ 腰のそり) 仙骨1個 お尻の後彎(後ろにカーブ お尻の丸み) があります。これが正しい位置に並んでいる状態を生理的彎曲といいます。
 
この背骨の生理的彎曲に合わせて、脳から出ている脊髄神経が通っており、脊髄神経から出た神経は、頭の筋肉、胴体の筋肉、手足の筋肉、内臓に伸びていて、様々な機能の調整をしています。
 
この脊髄神経が正常な状態でなくなると、体の様々な機能の調整ができなくなり、肉体的も精神的にも満たされない状態の原因の1つになります。
 
昨今、骨盤ブームでテレビ通販やネットなどで、「整体師の骨盤調整と同じことがこの商品でできます」とか、ストレッチトレーナーが、「この商品を使うと姿勢が良くなり、ウエストが細くなります」とタレント(販売者)が「わー、すごーい、ほしー」という言葉につられて、欲求不満の方はついつい買ってしますのです。
 
買うだけでは何の問題もありません、あなたが購入してくれることで、物を売ってお金を稼いでいる業者は儲かり、贅沢ができて、販売者の欲求不満は解消されます。
 
ただ問題なのは、あなたの欲求不満は解消できるのかという問題です。
「骨盤が寝ているとウエットが太くなり、お尻もたれ、猫背で、肩も凝り、胸もハリを失い、見た目が悪くなります」と言われると、不満の方は「まさしく自分だ」と思い込んでしまう方がほとんどだと思います。
 
使い始めたら、腰痛、肩こりが悪化したり、頭痛や耳鳴り、手足が冷えてきた、土屋手首に違和感があるなど症状が悪化したり、以前より体形が気になるところが増えたりした方も沢山おられると思いますが、なぜそのようなことが起こるのかが問題です。
 
例えば、骨盤が寝ていると猫背になるから立たせたほうが良いという商品を使った場合、本当に寝ていれば立たせたほうが良いの(条件あり)は確かです。ただ、あなたの骨盤は本当に寝ているのかの確かめる方法は一切ふれていません。
 
例えば○○大学のストレッチトレーナーが猫背を直す商品で猫背を直したほうが良いという商品を使った場合、あなたの背中は本当に猫背なのか? 
本当に猫背なら強すぎる後彎を直したほうが良い(条件あり)。
 
骨盤が寝ていないのにより立たせてしまうと、腰の椎間板に異常な負荷がかかってしまったり、神経の圧迫、筋肉の緊張、最悪、ヘルニアや、圧迫骨折をしてしまいます。
 
猫背だけを直そうとすると首の椎間板に異常な負荷がかかったり、神経の圧迫、筋肉の緊張、最悪、ヘルニアや、圧迫骨折をしてしまいます。
 
最も危険なのが、あおむけに寝て万歳をする姿勢で何分間でよいですよという商品、最悪頸椎のヘルニアを起こす場合があります。
耳孔 肩峰 が直線状に来るのが理想と説明をし、この方は耳が前に行っていますね、この商品を使うと、耳孔 肩峰が揃いますと説明をします。
商品を使った後、ウエストが細くなり、耳孔 肩峰が揃いました。タレントがわーすごーいという、よくあるパターンです。
○○大学のストレッチトレーナーが耳孔 肩峰揃いましたというトリック。
理想の姿勢は 耳孔 肩峰 大転子 膝関節中心のやや前方 外果の前方ですが、耳孔だけが前に行っているモデルを用意します。
万歳をしばらくするとウエストだけは伸び細くなれます、肩峰が中心に動き、耳孔が後ろに動いた分、耳と肩はそろったように見えますが、大転子 膝関節中心のやや前方が前に動きます(おなかが前に突き出た格好)。姿勢は以前より悪くなっていますが、耳孔 肩峰だけをカメラで抜き直線状に来ているとだましのテクニックを使います。
 
普段からハイヒールを履いている方はすでにウエストが延ばされ細くなっているのでさほど変わりませんが、ハイヒールを普段はいていなければ、骨盤商品やストレッチ商品を使わなくても15分も万歳の格好をしていれば数センチ細くなります。そこらへんに転がっている座布団やまくらを入れても同じことは起こせます。
 
ちなみにハイヒールを普段から履いている方は足腰、背中などの問題に悩まされている方も多いいと思いますが、わざわざお金を払って背骨に緊張を入れているだけです。
 
間違ったストレッチを繰り返しても背骨がゆがみますが、ストレッチは5秒10秒と短い時間なので、脊椎を痛めることはまれですが。15分も万歳していれば脊椎に取り返しのつかない負担を入れることもあるので、寝たきりにならないよう十分注意が必要です。
 
 
特に気を付けなければいけないのが、有名人が宣伝している商品、日本人は肩書に騙されやすいといわれています。消費者センターに相談が多いいのは、宣伝などにすごい肩書や有名人がかかわっている商品だそうです。
 
あなたの体がどのような状態か確かめるのが始まりです、姿勢のニュートラルポジション、力まず立って、耳孔 肩峰 大転子 膝関節中心のやや前方 外果の前方が直線状に来るところにあるか。
 
とはいってもこれでは自分で確認できないので、セルフチェックで簡単に姿勢のニュートラルポジションの確かめ方をお教えします。
 
壁を背にして立ち、かかと、お尻、背中、後頭部が力まず接触している状態が理想です。

骨盤やストレッチ商品のモデルは、かかと、お尻、背中が壁について後頭部がつかないモデルを選びます。15分くらい万歳をしていると、壁に後頭骨が付くようになりますが、お尻は付きにくくなります。
ウエストが細くなるトリックは、手を下げてウエストを計測して、手を上げて計測すると細くなりますよね、それだけのことです。
通販ではアフターも手を下げているじゃないかと思うと思いますが、15分もてを上げていると、手を下げても、わき腹や肩、背中や胸の筋肉は緊張した状態がしばらく続くので、手を下げてもウエストのお肉は上のほうに引っ張り上げられた状態なので細くなります。数分又は数十分で元のところにお肉は下がってきます。
実は良い方向には何も変わっていません。むしろ体形が崩れるだけです。あなたの今の体、余分なことをして崩していませんか?
 
壁を背にして立ち、かかと、お尻、背中、後頭部が力まず接触している状態だけでは、背骨のニュートラルポジション(生理的湾曲)整っているとは言えません。

セルフチェックとしては姿勢のニュートラルポジションにあると思えても、腰と壁の隙にてを入れた時に、入らない、又は、指まで入る人は背骨のニュートラルポジション(生理的湾曲)整っていない可能性大、理想は自分の手の平まで入るのが理想です、手のひらを超えて腕まで入ったら、背骨のニュートラルポジション(生理的湾曲)整っているとは言えません。

ちなみに腰と壁の間に腕まで入る方は、骨盤が立ちすぎているので、骨盤を立てるという商品、万歳をする姿勢で使うストレッチ商品は、骨盤が立ちすぎ、背骨のニュートラルポジション(生理的湾曲)を崩します、当然、様々な症状のもとになります。

以前より悪化した、新たな問題(腰痛、肩こり、頭痛、肘や、手首の痛み)が出て、来院される方が女性を中心に非常に多く、構造の説明をすると使うのをやめるだけで改善される方もいます。
 
あなたの、現状の問題には必ず原因があります。当たり前ですが、今のあなたの結果は、あなたが見たこと聞いたことをも元に選択した結果です。

日常が満たされない人の特徴の一つとして、自分の見たいものだけを見て、聞きたいことだけを聞き、無意識に同じ選択をし、同じ結果を繰り返します。
 
ほとんどの人に共通する解決策の一つは。何かをするよりも何かをやめることです。


なぜ、ヨガ、ジム、整体、骨盤商品等でより悪くなる時があるのか

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