カイロプラクティック たか施術院　群馬県 高崎市 | 日記 | なんとなく生きるのが嫌になってしまった。

「ジム、ヨガなどに行っている方は前向きなのになぜ？」
「ジムにストイックに通っていた女優さんが自死してしまった、前向きな方がなぜ？」
とお思いの方がほとんど思いますが。

一見前向きに見えても、実は緊張しやすく不安になりやすい、周囲の目が気になり、人にどのようにみられるているか気になり、寝つきが悪い、なんとなく昼間眠くなる、毎日楽しく無い、なんか良いことないかな、流行が気になる、みんながやっていることを自分もしないと不安、このような方はなんとなく生きていることに疲れてしまう方が多いいようです。

不安や緊張が続くと、興奮系の神経伝達物質であるアドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンなどを分泌したりします。これらが脳全体の機能バランスを悪化させ、その結果、怒りや敵意、焦燥感、落ち込みなどを引き起こすそうです。

私たち人間も動物ですから、不安や緊張が続くと、攻撃する、守る、逃げる、という行動をします、攻撃機制、防衛機制、逃避機制といいます。

不安、緊張状態でなく、肉体的にも、精神的にも、社会的にも満足していれば、バランスを崩しにくいのですが「ジムやヨガ、エステなどに通っているから崩れる」のではなく、ジムやヨガ、エステなどに通う理由が大事になります。

大きく２つに分けると
1、人目が気になる、不安や欲求不満の解消
　　
自分がもてないのは体のせい、痩せたらもてる、ブームだからやらないと不安、他人の評価が気になる、今の地位を維持できるが不安、彼氏や彼女を他の人にと取られる不安などが原動力となり行っている。


2、欲望を満たすため

自分の欲望を満たしてくれる彼や彼女の欲望を満たしてあげるため、子供が大きくなるまで健康でいるため、出会いをの確率を上げたいなど、自分と周りの人を満たすため

2の方はセロトニンの働きにより幸福感を感じやすいので欲求不満を起こしにくいのです。

1、の方は欲求不満を起こしやすいのです、一時的に満たされるだけで、すぐに不満や不安が出てきてしまいます。不安が満たされた気持ちを消してしまうのです。

アドレナリンが運動器官への血液供給を増大させることで、より早く走れたり、激しい運動を可能にします。

ノルアドレナリンが緊張や不安、集中、積極性をもたらし、ストレスに打ち勝とうとするときに働き。過剰になると攻撃的になったり、ヒステリーを起こしたり、パニックになったりします。

ドーパミン喜びや快楽、意欲をもたらす働きがありますが、過剰になると過食や買い物依存、アルコール依存、キャンブル依存症、などの依存症になったりします。最悪、万引きなどの犯罪繰り返し行うようになる人もいます。

ちなみにゲーム依存症と覚醒剤依存症は脳の中では同じ状態だそうです。やめたいのにやめられない状態は依存症だそうですが、依存症の方は自分が依存症であるという自覚がない方がほとんどです。

２、の方も運動すれば、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンは出ると総ツッコミされると思いますが、１の方と2の方の違いは頻度です。

アドレナリン、私たち人間を含めた動物は不安や緊張といった急激なストレス状態に陥ると、闘争（Ｆｉｇｈｔ)か逃走(Flight)を選択しなければならくり、アドレナリンが分泌され同時にノルアドレナリンが分泌され、解決するとドーパミンが分泌されます。

これが頻繁なると副腎皮質にメッセージを出す脳の部分が肥大し、すぐに反応しやすくなるそうです。同時にセロトニンやオキシトシンを分泌させる脳の部分が縮小し反応しにくくなるそうです。

セロトニンはノルアドレナリンとドーパミンの２つが過剰になって暴走しないように、調節しています。

ストレスがかかると放出されるノルアドレナリンは、自律神経に働きかけて心拍数を上げたり、血液量を増やしたりして、活動しやすい状態をつくります。

一方、ストレスになるようなツライ状況を乗り越えたときの達成感、うれしい気持ち、快感をもたらすのがドーパミン。

この２つをコントロールして、気持ちを安定させるのがセロトニン。
ストレスによる心身のダメージを減らすには、それぞれの脳内物質のバランスが大事です。

何かをするときの行動理由が不安、不満、欲求不満の解消方はセロトニンの不足になりやすいと考えられます。

セロトニンの分泌が異常を起こすと気持が安定しにくくなり、うつ状態になり、最悪、死にたくなる場合もあります。

過剰な運動やダイエットなどは、なんとなく死にたくなったりすることもあるのでお勧めできません。

不安、不満、緊張しやすい、欲求不満の方は、セロトニンの分泌を促す行動をチョイスしましょう。

カイロプラクティックは実は脳神経の分野でもあるのです。

背骨や骨盤の矯正だけで脳神経の働きが改善される確率は約8％だといわれているので、心理面、生活面のお話も入ります。

理解できない方もたくさんいますが、今のあなたの状態は、どんな言い訳をしようとも今まであなたが選択した結果にすぎません。
施術だけで良くなったと思ったているあなた、実は病気が進行していたり、体の劣化、老化が進んでいるかもしれません。一度傷んでしまった体は完全に元の状態に戻すのは不可能です。

腰痛、肩こり、頭痛、しびれ、姿勢、表情、肌艶にもセロトニンが関係しています。

楽になったのと問題解決したのは全く違う状態です。

結局、何処へ行っても良くならない方はどこへ行っても良くなりません。

頭痛や肩こりは、首、肩、頭の施術、背中の痛みは背中の施術、腰や足の問題は腰や骨盤の施術、子供だまし、その場しのぎ技術で良くなったように思っている方、思い込みが激しく、だまされやすいかもしれませんので、症状がぶり返したら、病院での検査をおすすめします。

後悔して絶望感を感じないように、日常を満たしましょう。