カイロプラクティック たか施術院　群馬県 高崎市 | 日記 | 痛みと炎症はＭｙ鎮痛薬セロトニンと抗炎症薬オキシトシンで

天然の鎮痛薬セロトニンと抗炎症薬のオキシトシン

今回は幸せホルモンのオキシトシンです。
オキシトシンは人と触れ合う事で互いに分泌され、心を豊かにし、相手との絆や信頼関係を強める愛のホルモンと言われています。
 
オキシトシンがセロトニンと大きく異なるのはセロトニンが精神の安定に幸福感を感じるのに対して、オキシトシンは他者との結びつきで幸せや愛情を感じる点です。
 
分泌されるとわたしたちに以下のような効果をもたらしてくれるといいます。

幸せな気分になる
不安や恐怖心が減少する
他者への信頼の気持ちが増す
社交的となり人と関わりたいという好奇心が強まる
親密な人間関係を結ぼうという気持ちが高まる
学習意欲と記憶力向上
心臓や血管の修復を促す
感染症予防につながる
優しい気持ちになれる
人間関係に前向きになれる
人付き合いに対して好奇心が生まれる
冷静沈着になる
筋肉に張りが出る

　
オキシトシンを増やすには？
心許せる身近な人とスキンシップをとる事が1番効果があります。
家族や友人と一緒に過ごす時間を作りましょう
家族や友人で食事をしたりする事でも効果があります。
家族や友人との外食も効果があります。
夫婦や恋人と触れ合いましょう
手足やお腹、胸やや背中をさするといった事で十分効果(スキンシップをとる事で相手だけでなく自分もオキシトシンが分泌される)が得られます。
可能な方は20～30秒ハグしてください、短い時間でも分泌されるそうです。
 
他者の役に立つ行動をしたり、損得にとらわれず親切なことをした時に、オキシトシンが分泌されることが判明しています。
人間は社会性の高い生き物で、他者の役に立つことで社会的地位を確立し、自らに安心をもたらしているのです。
 
新しいことに挑戦する
好奇心は心身を若く健康に保ちますが、オキシトシンも分泌させます。
 

初めての場所へ旅行に行く
したことのないスポーツに挑戦する
新しい料理にチャレンジしてみる
いったことのなす場所に行ってみる
着たことのない服を着てみる

 
など、何にでも好奇心を持ち、初めてのことにどんどんチャレンジしてみましょう。
会社帰りに行ったことのない店に寄る、通ったことのない道を通ってみるなど、ちょっとした挑戦がオキシトシンを分泌します。ただし効果的なのは親しい複数の人とが効果的！
 
なぜならば
オキシトシンはストレスホルモンだからなのです。
ストレスが悪いと勘違いし、自分の問題はストレスが原因と思い込み、ストレスを避ければ幸せが待っていると妄想しても、実はより不幸を招く負のスパイラルに入り込むこともあります。
 
近年の2012年の研究では、ストレスが健康に悪影響を与えると認識している群の死亡率が43%高まることがわかり。逆に認識していない群は死亡率に全く変化がない。そのようなストレスに対する認識の影響の研究が進展しています。
 
アドレナリンは、外部からの危険やストレスに対して最善の行動を選択しようとするときに働くホルモン。ストレスに対応するため、血液の供給を増やし筋肉を緊張させたり、心拍数や血圧、血糖値を高めます。また、怒りや不安、恐怖などの感情を引き起こします。
 
元々、鋭い爪や牙を持たない捕食される側の人類は、他者と協力することで危険の回避や敵と戦い進化し、文化を築いてきました。
 
危険に遭遇しストレスを感じた時に、怒りや不安、恐怖などの感情を引き起こすノルアドレナリンが分泌され、ノルアドレナリンをもとにアドレナリンが分泌され、血液の供給を増やし筋肉を緊張させたり、心拍数や血圧、血糖値を高めます、信頼できる共に危機に対して挑戦する仲間がいることを自覚することでオキシトシンが分泌され鎮静作用と同時に安心感、愛情を感じ、オキシトシンによりセロトニンが誘発され、幸福感がもたらされるのです。
 
スポーツ観戦に家族や信頼できる友人などとでかけ、応援し、ハイタッチ、ハグ、ともに喜び、肩を寄せ合う、幸せや愛情を感じ、満たされた日常が手に入るイメージしてください。
 
外食に家族や信頼できる友人などとでかけ、おいしい食事と飲み物、楽しい雰囲気でワイワイガヤガヤの店内で、肩が触れるくらいの距離で、たわいのない楽しい会話を楽しむ。毎日が楽しく満たされるイメージしてください。
 
家族や友人で新たな挑戦し日常を満たしてください。
 
妻や娘に置いてきぼりにされているお父さん、あきらめないで！！
一人でスポーツ観戦や会社帰りにちょっと一杯でも効果はあります。

ただし、個人的な欲求不満を満たしたり、快楽を求めたりするのは×
オキシトシンを言い訳に、毎日のように飲み歩いていると、奥さんにオキシトシンが吹っ飛ぶくらいに怒られる可能性がありますのでご注意ください。
 
新しい考え方を受け入れない、他者への誹謗や中傷、逆恨み、何かにつけて人のせい、思考の状態で分泌されにくくなる場合もあります。